いつかは自然と授かるだろうと思っていた私たち夫婦ですが、妊活を始めて1年半が経ったころから何か不妊の原因があるのでは?と思い始めました。
原因をはっきりさせたい とクリニック通いを決心!
まずはあん子1人が検査を受けに、ネット検索で上位に出てきた大阪の心斎橋にあるレディースクリニックに行ってみることに。
その検査の内容、結果などを書いていこうと思います。
待合室 ~診察室に呼ばれるまで~
平日の昼間に行ったこともあってそれほど混雑した様子はなくレディースクリニックといえば待ち時間がめちゃくちゃ長い!!というイメージだったのでほっとしました。
問診票を記入して、診察の順番を待つことに。
自分の順番が来ると 診察番号が電子掲示板に出るのでそれに従って 診察室に入るようにと教えてもらいました。
大きな声で名前を呼ばれることがないので 、プライバシーがしっかり守られている感じがします。
初めての診察は、医院長先生に診てもらいました。
他に看護師さん一人と、記録係の事務の方?がパソコンの前に一人いらっしゃいました。
最初にあん子が書いた問診票を見ながら、「いつから妊活していますか?」などと少し話をして、今回は内診と血液検査をして、異常がないか調べることになりました。
診察 ~噂の診察台~
診察は診察台に乗って検査をしてもらいます。
個室に入ると、看護師さんが「下着を脱いで、こちらへどうぞ」と。下着を脱ぐってことは、当たり前だけどズボンも脱ぐんですよね?!脱いでから何もはかずにそちらへ行くんですか?!とか分からないことだらけ。
その病院によって違うと思いますが、何か着るものを貸してくれる病院もあるみたいです。
看護師さんが説明してくれるので聞きもらさないようにしましょう。部屋の一角にあるカーテンで仕切った試着室のような所で下着を脱いで、いよいよ診察台へ。
出ました。噂の診察台。これが嫌でなかなか通院する気にならない方も多いはずです。
けれども妊娠するために必要なこと!!と自分に言い聞かせて、“無”の境地で挑みました。
歯医者の椅子のような、結構しっかりした椅子に腰かけます。
看護師さんが「上がりますね」と言うとウィーーンという音とともに足元の方が上がっていき、視線は斜め上の天井方面へ。
止まったかと思うとすぐに足の方が動き出し、股を開いた状態に。こっちは恥ずかしいけれど先生方はいつもの事だから何とも思っていない。と何度も自分に言い聞かせ、少しの間我慢。
痛みは全くなく、すぐに終わりました。
内診では不妊の原因なる2つの検査を行いました。
検査項目 | 内容 |
クラミジア検査 | 子宮の入り口を綿棒で優しくこすって検査 |
子宮がん検査 | 子宮の入り口をブラシで優しくこすって検査 |
妊活をする上では欠かせない血液検査
今回は空腹の状態で採血する、ということで朝食を抜いてきました。
採血は、専用の個室で看護師さんにしてもらいました。
この順番も電子掲示板で呼び出されます。
検査項目 | 内容 |
抗ミュラー管ホルモン | 卵巣の年齢が分かります |
抗精子抗体 | 精子を外敵と判断して、精子の運動を妨げる抗体のこと
これが陽性だと、人工授精以上の治療が必要となります |
血中テストステロン | 基準値より高い場合は月経異常や排卵障害が疑われます |
風疹 | 風疹の抗体が陰性の場合は、風疹にかかってしまう恐れがあるので、予防接種をしましょう |
甲状腺機能検査 | 甲状腺刺激ホルモンと甲状腺ホルモンを調べます |
下垂体ホルモン検査 | 脳下垂ホルモン(黄体化ホルモン LH、卵胞刺激ホルモンFST、プロラクチン)と、卵巣ホルモン(プロゲステロン、エストラジオール)の数値を測定し、ホルモンバランスに問題がないかを調べます |
採血の結果は、後日ということで今回はこれで終了となりました。
検査結果
何も異常が見つからないといいけれど… と少し緊張しながら病院へ向かいます。
土曜日だったので前回と違って待っている人が多い!これは待ち時間が長くなりそう…と覚悟しながら座って待つことに。診察室へ呼ばれ、入ると今回は女性の先生でした。
検査結果が机に並べられていて、項目を1つずつ説明をして下さいました。
異常なし、異常なし、異常なし…
と続いていましたが「この値がね..」と言いながら一番下になっていた検査結果を引き抜いて、私の目の前に。先生、隠してたでしょう…と思いながら続きを聞きます。
「甲状腺刺激ホルモンの値が、基準値より高い。 妊娠を希望するのであれば、甲状腺専門の病院を一度受診された方が良い。受診をして、数値が落ち着いたら続きの治療を開始する。」とのことでした。
そこから甲状腺治療で有名な神戸にある病院を紹介され、紹介状をもらいました。確か予約もそこで取ってもらったと思います。
すぐに具体的な妊活を始められないことに少しがっかりしましたが、子どもが出来ない理由が“甲状腺刺激ホルモン”の値が悪いせいだったのか、これが良くなればすぐに子どもが出来る!!となぜか確信し、その時はそれほど深く考えなかったと思います。
まとめ
初めての通院は、どんなことをするのかと正直不安や心配ばかりですね。
何も分からなくても、クリニックのみなさんが丁寧に説明してくださるので心配はありません!!不安だからと言って進んで通院せず、なかなか子どもができないとモヤモヤしていることの方が時間がもったいないです。
未来の自分たちの子どもに会えるように、思い切って通院してみましょう。
あと、病院の先生方は患者さんがたくさんいらっしゃるのでどんどん話を進められます。聞き逃したことや、よく分からないことがあったら質問して納得いくまで話をしてもらいましょう。
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