夫婦で妊活!子宮鏡検査を受けて【あん子】

おもちが三ノ宮にある病院に通い始め、治療を本格的に開始した頃、あん子も自身の体をもっとよく知っておいた方がいい!という事で今まで受けたことのない検査を受けることにしました。今回はその中の“子宮鏡検査”について書きたいと思います。

子宮鏡検査って何?痛くないの?

子宮鏡検査とは簡単に言うと、子宮内腔までカメラを入れて子宮の内側の状態を見る検査です。

検査の時期が決まっていて、月経終了後から排卵までの低温相の時期(月経周期7日目から12日目の間)に行います。

カメラというのは、ファイバースコープという直径3ミリのとても細く柔らかいものを使うので痛みはほとんどないです。麻酔は使用せず、短時間で行う事が出来、結果も当日に聞くことが出来ます。(やや太い硬性鏡を使用する方法もあり、その時は麻酔を使う事があるようです)イメージ的には胃カメラの様なものです。

子宮内腔は受精卵が着床する場所で、何か異常があると着床がうまくいかず妊娠を妨げられることになってしまいます。大切な検査です!受けることをおすすめします。

 

子宮鏡検査でわかる事

子宮鏡検査を受けることで次の事が分かります。どれも不妊の原因になり、治療が必要な症状であれば治療を行います。

  1. 子宮粘膜下筋腫…筋腫が子宮内膜のすぐ下にできて、子宮の内側へ大きく発育する。貧血や痛みなどの症状の原因にもなる。
  2. 子宮内膜に出来たポリープ…子宮内膜からできたイボで多くは良性の腫瘍。不正出血や重い生理痛、貧血を伴うこともあるが症状が出ない人が多い。
  3. 内腔癒着…子宮内膜が炎症を起こして、内膜の組織同士がくっついてしまった状態。アッシャーマン症候群とも呼ばれる。帝王切開や妊娠中絶そのほかの子宮に対する手術や結核菌による感染などが原因となっておこる。
  4. 卵管異常…卵管への入り口である卵管子宮の、閉塞、狭窄、癒着、変形等の卵管異常がわかる。
  5. 子宮形態異常…子宮の形が正常と違うこと。子宮奇形は珍しいものではなく、大半の方にとって治療は不要。
    • 重複子宮…子宮や膣が2つある。妊娠、出産は可能だが、妊娠しずらいことがある。
    • 双角子宮…子宮が2つに分かれている。ハート形になった子宮。子宮奇形の中で最も多い種類。不妊・流産の原因になることがある。
    • 中隔子宮…子宮の中が2つに仕切られている。不育症の方によく見られる。
    • 弓状子宮…子宮のてっぺんが少しくぼんでいる。ほとんど異常はない。
    • 単角子宮…子宮の左右どちらか半分が欠損しているか、痕跡が残っている状態。流産率が高い。

 

子宮形態異常(弓状子宮)と診断

“子宮形態異常”と聞くと、かなり心配になりますが、珍しい事でもないようです。

人が見た目や性格が違うように、子宮の形も人それぞれなのです。

先程書いたように子宮形態異常にも種類があるようですが、あん子はその中の弓状子宮と言われました。

なぜ子宮の形に異常があると不妊症になったり流産しやすいのかは、よくわかっていない様で、子宮形態異常があっても、普通に妊娠し分娩できる人も少なくありません。

特に弓状子宮の場合は、そのまま様子を見ることがほとんどです。という事であん子も、治療の必要はありませんでした。

子宮形態異常にの種類よっては不妊症や流産の原因となっていると考えられ、子宮の形を整形する手術を勧められることもある様です。

 

検査の費用

今回かかった費用:¥4,530 (内訳…保険適用:2910円、自己負担:1620円)

 

さいごに

今回は子宮の状態を知ることが出来ました。特に痛みもなく短時間で終わるので、受けたことがなく妊活をされている方は是非受けてみましょう。

他にも検査を受けているので、また続けて書いていこうと思います!

 

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