夫婦で妊活!無精子症と診断されてから【おもち】

無精子症と診断された僕。無精子症について全く知識がなく、ただただ絶望していましたが、勉強していくと僅かな可能性があることがわかってきました。そこでわかったことを経験を交えて書いていこうと思います。

 

無精子症と診断されてもまだ望みがあると感じた理由

インターネットで調べていくと以下の事がわかってきました。僕は1度の検査で無精子症と診断されたことと、検査の2週間前ぐらいに高熱を出していました。

  1. 精子は日々の体調に大きく左右されるため(前日にハードな運動をした等)、精液検査は2回行わないと正式な判断が出来ない。※1
  2. 精子は熱に弱い(風邪などによる熱、サウナや長風呂等)
  3. 精巣内精子採取術(TESE)という技術があり、精巣を切って精子を回収した後、顕微授精を行うことができる。※2,3

1.数か月単位ですが精液検査を何度も行っているので、別の記事で近々公開したいと思っています。

※2.無精子症には以下の2種類があり、閉塞性無精子症の場合は回収できる可能性が高い。非閉塞性無精子症の場合でも可能性あり。

  • 非閉塞性無精子症:精子を作る能力はあるけど、通り道が詰まっていてでてこない
  • 閉塞性無精子症:精子がうまくつくれない

※3.最近では不完全な精子でも回収できれば、培養して顕微授精ができるらしい(条件とか色々あると思いますが)

 

セカンドオピニオンで詳しく検査してもらった

無精子症について色々調べたところで、一先ず再検査をすることにしました。

最初に検査をした病院は男性不妊をあまり得意としておらず、2回目の検査は「別の病院で再検査した方が良い」と勧められ、兵庫では有名な三ノ宮にあるクリニックを紹介してもらいました。

その時の検査結果は以下です…普通にいました!

夫婦で大喜びしていましたが、この値では自然妊娠が難しいとのことでした。

 

触診・エコー検査

精液検査の結果が悪かったので、熱や体調以外に原因があるのではないかということになり、触診をしてもらいました。先生にタマタマ(もちろんパンツまで脱いで)を触られるわけですね。とにかく必死だったので恥ずかしいとかは全くなかったです。

触診の後はタマタマをエコー検査しました。

その結果、精索静脈瘤(グレード3)と診断されました。

精索静脈瘤はその程度によりグレードが1~3まであり、僕は一番ひどいグレード3でした。精子は熱に弱いと先述しましたが、精索静脈瘤はタマタマ付近の静脈に瘤(血液の逆流によるうっ血)が出来、その結果タマタマが温められて精子がうまくつくられないというものです。

精索静脈瘤は病気というわけではないらしく、子供を望まないのであれば治療の必要がないらしいです。僕たち夫婦は子供を望んでいるので治療をすることにしました。

 

精索静脈瘤の自覚症状

インターネットの情報によるとセルフチェックが出来るという記事もありましたが、僕はいまいちわかりませんでした。精索静脈瘤と診断されてからそういう目で見ると「あぁ、確かに…」というぐらいでした。陰嚢が常に垂れ下がっている(しかも左だけだと特に)、左右で陰嚢サイズが違う等…調べれば詳しく出てきます。

このようにセルフチェックを行う方法はあるものの、痛みや違和感も含めて、自覚症状は全くありませんでした。

 

精索静脈瘤の治療

治療法としては手術か薬か選べました。精索静脈瘤の程度(グレード)と精液初見によって先生と相談して決めていきます。

僕の場合は手術がお勧めとのことだったので手術を選択しました。

精索静脈瘤の手術については次の記事で詳しく書いていきますが、手術の効果はすぐに出るわけではなく、3か月ぐらいかかるとのこと。

不妊治療は根気が必要です。みなさんも気長にがんばっていきましょう。

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